お金がない！

こんにちは。

最近祖父が亡くなり、我ら兄弟一同で出すことになった弔電を取りまとめることになった私。別にいいけど、もしかしてこれ、今後の葬儀関連の取り仕切りも長男でなく、私がやる流れになる感じのやつですか？それはちょっと…

と思いながらこの記事を書いています。NTT西日本電報受付センターは全然繋がらないし、もう20分謎の保留音をBGMに作業している。いい加減にして〜。

いや、今日書きたいのはお葬式とか兄弟のあれこれではなくて、お金がないという話。

ねえ、どう皆。お金、足りてる？

私は無職のくせに東京で一人暮らしなんかしているからというのもあるけど、そうでなくても私たち20代の給料は死ぬほど少ないし、生きるためにかかる費用はびっくりするくらい高い。若者に人権ないんかとキレそうになる。

仕事で知り合った40代男性フリーランスカメラマンからは、「お金は使えば使うほど入ってくるものだよ」とか言われたけど、いや、あの、だから、その使うお金がそもそもないんですってばとイラっとした。口には出さなかったけど。フリーランスと会社員、40代男性と20代女性では、お金の稼ぎ方も今まで生きてきた時代も今見えている世界も全然違う。彼はその投資を回収できたかもしれないけど、私と彼で同じようにお金が巡ってくるとは到底思えない。

国の偉い人たちも老後資金として2000万円貯金しましょうなんて言っている。だから皆さん将来のために真面目にコツコツ積み立てましょうと。私は今お金がなくて、今生活することが困難なのに。だから今、ジャストナウでお金が欲しいのに。来るかわからない未来のために今を犠牲にして、20代も40代も60代もその先もずっと細々と、倹約に倹約を重ねて生きていくとして、楽になれるのはいつなんだろう。

「『お金がない』と言えば言うほどお金は無くなるもの」とかなんとか、講釈垂れるおじさんおばさんもいるけど、そんなおまじないでどうにかなるような貧困ならとっくに解決している。私だって言いたくて言ってるんじゃない。頭で考えて言っているというより、「お金がない」が生まれた時から身についてしまっている。

交通系ICカードのチャージに1000円札が吸い込まれる瞬間や1パック398円の苺を買うのを躊躇う時、きりきりと貧困が私の心臓を締め上げる。冷や汗が出る。このままお金は私の手元を離れ続け、得られるものは特になく、少しずつすり減っていくだけの未来が頭をよぎる。

未来って必然的に明るいと思っていた。給料は上がるし、国は豊かになっていくものだと思っていたのに、日本の賃金は下がり続ける一方だし、カントリーマアムは年々小さくなるし。どこに明るさを見出したらいいかわからない。

もしかして、こんなことで困っているのって私だけなのかなと思うこともある。特に選挙の時。私は毎回投票するし、祈るような気持ちで投開票日を迎える。そしてその度に結果と同年代の投票率の低さに絶望する。このクソみたいな社会は一生変わらないし、誰も変わらなくていいと思っているんだ、皆これで満足なんだ。私が日本を去ればいいだけなんだ、とか。

そんなこんなを考えているので、私の鬱病はなかなか治らないんだと思う。身の回りを見渡せば簡単に絶望できてしまうから。あ〜、いっそのこと、日本終わらねえかな〜とか考える。実は全て国を畳むための準備でした、とか言われた方がまだ納得がいくし、それならしょうがないか〜と諦めもつくのにね。

まあ多分そんな訳はないので、今日もコツコツスーパーの見切り品を探したりせっせと豆苗を育てたりして足掻く私です。やっぱり4周目は流石に無理そう。

それではまた。