出生図分析(ホロスコープ)セッションを受けてみた話
2022年買ってよかったもの、というよりお金を払ってよかったもの No.1を紹介したい。
それが西洋占星術の出生図(ホロスコープ)を用いて行うセッション。自分の出生図を見ながら、、持って生まれた使命や適職、恋愛傾向などを教えてくれる。ボリュームたっぷり2時間半のコースと、時期読みまでしてくれる4時間のコース。
占いというと20分や30分の間で悩みを相談して、それを短い時間で鑑定士が占って、フワッと解決みたいなことが多いと思うが、この出生図分析はそれとは全く雰囲気が違う。
自分の生年月日、生まれた時間、生まれた場所から、その時その場所の上空で天体がどの位置にあったかを表す図(=出生図、ホロスコープ)を一緒に見ながら、自分がどんな性質を持っているか、どんな前世からどんな使命を引き継いでいるかなどを2時間半かけて分析していくのである。
今回受けたのはこちらの先生。決してSally先生の回し者とかではないですがリンクも貼ります 📄 セッションの詳しい内容はHPをご確認ください。
Twitter:https://twitter.com/joyledays
セッションの応募〜当日の流れ
応募、振込が終わった後、具体的な相談内容を事前に先生に送る。応募当時の私は、とにかく仕事の不安、社会への馴染めなさが気になっていたので、現在うつ病で社会復帰できずにいること、出生図的に鬱になりやすいのではと考えていること、出生図に基づく適職・適した働き方がないか、などを中心に相談した。(私は事前に質問を送ったけど、事前質問はなくてもいいらしい)
そして迎えた当日。セッションはZoomで出生図を画面共有しながら行われる。
ざっくりとした流れは以下。
①全体像の解説
②各天体それぞれの詳細の解説
③仕事で活かせる天体・活かしやすい環境
④前世及び恋愛運
⑤時期読み
全体像解説ーー火エレが少なく、パワーが足りない
私の出生図には火のエレメント(牡羊座、獅子座、射手座)の要素がほとんどない。こういう人は、冷静でいることは得意でも、やる気を出したり活力を漲らせたりということが苦手。一方、落ち込むことは得意で、出生図的にも鬱っぽくなりやすい点が出ているのだとか。
また、私は乙女座と双子座に天体が多く配置している。どちらも賢くはあるが神経質な星座で、ネガティブに働くと頭が回りすぎるという配置である。
やっぱり、配置的にも鬱っぽいのか〜と思ったところで、先生から改善策も提案してもらえた。それが、「火の要素を行動で補う」ということ。一番は運動することらしい。それもヨガやウォーキングなどゆったりしたものではなく、火をイメージするような激しいもの、汗をかくもの。例を挙げるならボクシングとかだそう。鬱っぽい性質を持って生まれたとしても、行動で乗り越えることができるというのは、目から鱗だった。
また、火のエレメントの人と付き合うのもバランスを取るのにいいらしい。火っぽく見える人(パワフルな人、スポーツマンとか)でもいい。乙女・双子座優勢で神経質な方、ぜひ日常の中で火エレを補ってみてほしい。
私は東京の唯一の友達が獅子座(火エレ)なのだけど、これはもしかしたら偶然じゃなかったのかもと思う。
また、ボクシングに関しても、最近始めたいなと思っていたところなので、先生の口からボクシングが出た時は妙に嬉しかった。多分、占いや出生図分析に頼らなくても、普通に生きていれば方向性はそんなに間違わないのかもしれない。魂が導いてくれる、的な。
詳細解説ーー天体に現れる鬱っぽさ
乙女座、双子座が多いと神経症傾向があると占星術では考えるが、私には他にも鬱に繋がりやすい要素がある。
例えば、山羊座。乙女座も山羊座も真面目な優等生のような星座。特に山羊座は、悲観で以って人生をこなす、自制心や義務感の強い星。これが太陽星座双子座の好奇心旺盛、いろんな事やりたい性質にブレーキをかけている。
また、試練や課題を表す土星が位置するのは魚座。土星と魚座が合わさると、メンタルの弱さ、感受性の強さゆえの脆さみたいなものが出やすい。
そんな繊細さを抱えつつも、私の出生図でかなり力を持っているのが天王星。変容、変革をもたらす星。この星が強い人は組織や社会に縛られたくない、枠にはめられたくない、みんなと同じ生き方したくない、反逆者のような性質を持つ。
以上が絶妙な形でぶつかり合っているから、内面の葛藤が起こりやすい。双子の自由さ、乙女の几帳面さ、山羊の真面目さ、天王星の決まりに縛られたくなさ。なんかもう鬱になるべくしてなってる感じがする。
とにかくもうベースが鬱なので、健やかに生きていくためには環境を調整するしかない。私の場合はガチガチの縦社会、社長やお局の力が強い、大企業、のような環境は合わず、若い会社、友達同士のつながり、あるいはフリーランスでやるのがいいらしい。わーんそんな都合のいい働き方できるならやりたいよ〜と思うが、自分でいちから作っていくのが鍵なのでなんとかするしかない。パワー👊
前世と今世ーー前世でパートナーに人権殺された?
続いて前世から引き継いだ使命の話。
カルマ、前世を表すのがドラゴンヘッド。私はパートナーを表す7ハウスにあり、この組み合わせは先生曰く「魂レベルでパートナーシップに嫌気差してない?」
出生図的には、前世での私はコンビを組んで仕事をしたり、結婚してパートナーがいたりした。しかしそのパートナーによって自分らしく生きられない、人権を踏み躙られるなどの苦労があったからドラゴンヘッドが7ハウスに出ているとのこと。
また、その過去があったからこそ、今世の使命を表すドラゴンテイルは自我や自分自身を表す1ハウスにある。
今回のセッションで一番刺さったのがこれだった。
27歳になり、大学時代の友人も結婚し出して、焦りがないと言ったら嘘になる。でも全然結婚したくない。でも結婚したくなった時には手遅れかも。結婚相談所とかマッチングアプリとかやって見るけど、全然、むしろ話せば話すほどこいつらに割く時間……と思ってしまう。考えれば考えるほどミサンドリーに陥ってしまう。私はこんなのでいいんだろうか…と思っていた矢先の「魂レベルで嫌気」。今までの葛藤も全部、魂が結婚を拒否してたんだ〜魂が嫌がるならしょうがないか〜という気持ち。すっと肩の荷が下りた気持ちだ。
前世や今世という考え方をするなら、もちろん来世だってある。そうやって魂は永遠に循環し続けていて、前世で達成できなかったことは来世に持ち越され、来世の使命になる。
哲学で頻繁に扱われるテーマ「なぜ人は死ぬのか」に対して、「死ぬこと・生きること自体に意味はなくて、生きて死んでまた生きるを繰り返すことが命の目的」という趣旨の意見を何かで読んだことを思い出した。そうやって繰り返すことで、天から与えられた全ての使命をクリアしていく。
人生は長い。魂の歴史はもっと長い。自己実現円満な家庭社会的成功友情愛情etc。一度には無理でも、前世か今世か来世か、いつかは達成される。そして今世に課された使命はひとつだけ。長い時間をかけてひとつだけ達成すればいい。そう考えると、何でもかんでも欲張らなくていいのかもしれない。今嫌々ながら取り組んでいるその課題は、もしかしたら今世の使命ではないのかもしれない。
ずっと一極集中、自分のことにフォーカスしていた視点が、一気に引きになることで、肩に乗っていた様々な重石が取れていくような感覚。
時期読みーー2025年何かくる!
最後におまけで時期読みをしてもらった。
それによると、2025年に変容を司る天王星が双子座にIN。加えて私は土星が1周するサターンリターンが起こるので、新たな人生の始まりや、自分の中での大きな決断をするタイミングになりそう。(占星術では土星が1周する27〜28歳で精神的に成人すると考える。一つの節目)
別の占いでも私は2025年がかなりいい年で、ぼんやりこのへんを目処に何か目標を立てようと思っていたが、このセッションで明確にリミットが決まった感じがする。
2025年独立するぞ…できれば日本を出るぞ…
(かなり余談ですが、2025年といえばBTSが全員兵役を終えてグループ活動を再開させる予定の年でもある。ファンとしては、お互い強くなって明るい未来で再会しような😉💫という彼らとの約束の年でもあるので、2025年めっちゃ楽しみ…頑張ろ…)
加えて約10年後の2033年には社会的な活動を表すMCに太陽が合。スポットライトが当たる年。この時までに成果出せるように頑張るぞ〜〜👊
あとがき
以上が先生にお話いただいた内容と感想。他にもいっぱいあるけど個人的な内容を含むので省略。
2時間半という長時間、自分の話だけをしてもらえるってなかなかない機会なのでそれだけでも満足感があるが、出生図から見た自分自身の弱み強み、適職、使命、活躍できる時期など、具体的な話ができるのがいい。スポットの当たる時期がわかるとその時までに頑張ろうと目標を立てられるし、今がしんどくてもその状況に終わりがあるとわかるのはかなり救いになる。
占いは当たり外れじゃなくて、今後どうしたら人生をスムーズに進んでいけるかを示してくれるもの、コンサルタントとしてみんなも使ってみてほしい。
特に私の同期だと27、28歳くらい、ちょうどサターンリターンが起こる直前、直後の人が多いはずだから、人生の節目のタイミングで自分自身を見つめ直すのに、出生図分析はとっても有意義な時間だと思います!
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